2014年7月4日金曜日

自覚すること

すっかりご無沙汰してしまいました。
キミィ・メンタル・サプリのキミィです。
皆様、お元気にお過ごしですか。

さて、季節は移り変わり、7月に入り、今日は1日中しとしと霧雨が降っていました。
梅雨明けまでは、まだ当分こんな感じの毎日が続くようです。

そんな中、専門学校の講座があり、『就職対策講座』という名のもの
主には面接対策として講義をしてまいりました。

8回続きの5回目ですので、今日から後半戦という形で
『自己PR』『性格分析』『志望動機』『圧迫面接』と就活の重要課題が続きます。

こうした項目は誰かから講義をしてもらって、聞いていればOKというものではなく
その講義を聞いて、攻略のコツやニーズを捉えて、自分なりのアピール内容を
考え作成しなければ意味がありません。

しかし、講師の私がいくら声を大にして、それぞれの内容の大切な点を力説し
事前に宿題として出し、考えてきてもらったものを答え合わせの形で発表して
もらいながらアドバイスをしようと思っても、相当数の学生が課題をやってこない
という現実。

それはもう、講師としては悲しくなるばかりだが、ひとくちでいえば、皆
まだ就職に対する自覚がないということでしょうか。

実際に面接の段におよんで困らないように準備できるものは準備しておいた方が
いいとどれだけいっても、その言葉が届く人と届かない人がいるのです。

非常勤講師としてはそこまでの責任はないので、「やってこない人はし~らない」
と、捨ててしまえば楽なのですが、そうも割り切れないのが悩みどころです。

「今、自分は人生の岐路に立っていて、なすべきことをし、勝ち取るべきものに
一生懸命立ち向かい、いい形で社会人としてのスタートを切るんだ」
そう自覚して取り組んで欲しいと思うのですが、ハラハラしているのは大人ばかり。

心理カウンセラーの立場でいえば、年相応の心身の発達がすこし遅れているの
ではと感じる人も多いのです。

きっと人は人生で何度か大きな決断をしたり、大きな試練に立ち向かったりする
時があると思うので、今こそその時と思って頑張って欲しい、
そんな風に感じながら校門を後にしたのでした。